2009年02月25日(水曜日) 【注目イベント】 ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス氏来日記念セミナー
貧困のない世界を創る ~ソーシャル・ビジネスと新しい資本主義~
■日時:2009年03月15日 (日) 15:30~17:30
■場所:アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)
■料金:3000円
■講師
ムハマド・ユヌス/グラミン銀行総裁
1940年、バングラデシュ・チッタゴン生まれ。チッタゴン・カレッジ、ダッカ大学を卒業後、チッタン・カレッジの経済学講師を経て、米ヴァンダービルト大学で経済学博士号を取得。
1972年に帰国後、政府経済局計画委員会副委員長、チッタゴン大学経済学部学部長を務めて教鞭を執るが、1974年の大飢饉後に貧しい人々の窮状を目の当たりにして以来、その救済活動に目覚め、1983年にはグラミン銀行を創設。マイクロクレジット(無担保少額融資)で農村部の貧しい人々の自立を支援する手法を全国で展開し、同国の貧困軽減に大きく貢献した。これが多くの国際機関やNGOなどの支援活動の模範となり、現在では全世界で1億人以上がマイクロクレジットの恩恵を受けているといわれている。
また全方面からの貧困撲滅を目指すユヌスとグラミン銀行は、貧しい人々の住宅、教育、医療などを支援するサービスを次々と開発するのみならず、多くのグラミン関連企業を創設して、地場産業の振興、携帯電話やインターネットの普及、再生可能エネルギーの利用などをも推進している。そのいくつかは、彼の提唱する「ソーシャル・ビジネス」の形で運営されている。
ユヌスの功績に対しては、「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞、世界食糧賞、日経アジア賞、福岡アジア賞など数々の国際的な賞が贈られており、2006年にはノーベル平和賞を受賞している。
※参考図書:『ムハマド・ユヌス自伝──貧困なき世界を目指す銀行家』(早川書房)
■公演内容 貧困を減らすためには、貧しい人々が経済的に自立するのに必要な収入を得られる道を開くことが必要だとの思いから、ムハマド・ユヌス氏が母国バングラデシュで設立したグラミン銀行。
貧困層に無担保で少額の融資を行い、それを元手として小さなビジネスを開始させ、経済的自立を支援する---ユヌス氏が考案したこの手法は「マイクロクレジット」と呼ばれ、バングラデシュの貧困削減に大きく貢献しただけでなく、全世界で大きな反響を呼び、2006年度のノーベル平和賞を受賞するに至ります。
しかし、ユヌス氏の挑戦は「マイクロクレジット」だけに止まらず、新たな展開を見せています。
それが、人の思いやりと自由市場の力学を融合させ、社会問題を解決する新しい企業「ソーシャル・ビジネス」を世界に広げるという試みです。
彼の提唱する「ソーシャル・ビジネス」とは、株主の利益の最大化を求めるものではなく、社会的利益の最大化を目標とする新しい企業体のことを指します。
これは、会社を持続可能にする収益を保ちながらも社会貢献ができるという点で、企業の社会的責任(CSR)や慈善事業、多くの非営利組織(NPO)に代わる概念として注目を集めています。
貧困なき世界を目指す銀行家と称されるユヌス氏が提唱している「ソーシャル・ビジネス」とは?
ソーシャル・ビジネスによって、いかに世界の貧困は解決しうるのか?
最新著作『貧困ない世界を創る~ソーシャル・ビジネスと新しい資本主義~』の邦訳版が刊行されたばかりのユヌス氏に、ソーシャル・ビジネスのコンセプトから実践面、そしてその拡大によって世界を変える道筋までを語っていただきます。
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